haluta

ハルタハウス
haluta house

暮らしと心地よさ

人が住空間に居心地の良さを求めることは恒久的な願いであると思います。
しかし暮らしの心地よさと一口に言っても経験やそれぞれの地域によって、心地よさのスタンダードは変わります。
たとえば、北欧の厳しい冬のなか、彼らが快適にそして心身ともに健全に過ごせるの何故でしょう。資源的に決して恵まれているとはいえない北欧諸国は、国をあげて断熱性能を高め、空調環境の設計の基準を設けています。暖房の使用を抑えても快適に過ごせる住環境が国のスタンダードとして法整備されています。
halutaが考える「心地よさ」とは「人と環境への負荷の低減」。家具や内装といった表出しやすい心地よさだけではなく、季節によるさまざなま身体的負荷やエネルギーへの配慮を施した家づくりを実現してきました。湿度の高い日本では除湿器、真夏には冷房、真冬には暖房と加湿器、季節ごとに機器に頼りながらも、万全とは言えない空気環境での生活を強いられています。halutaでは、デンマーク・ロックウール社が開発した自然由来の石を原料とする断熱材と熱交換をする空調設備の組み合わせによって、どの季節でも住設計だけで得られる「空環境の心地よさ」を提案しています。

日本では住環境の低水準により、住宅ストック(中古住宅)が十分に活用されていません。建築に伴う資源の浪費や環境への負荷をロングスパンで考えることで、良質な家づくりが長期的な資産づくりに繋がり、良質な家を次世代へ引き継ぐことを皆さんと選択し、実現していきたいと考えています。

2023年にオープンする「haluta hotelli still」は、その優れた空環境を体感いただけるホテルでもあります。20年間時を止めていたドライブイン施設をレストレーションし、天井・壁ともに断熱材を施し、どの季節にお越しいただいても、気持ちの良い目覚めの朝を体感することができます。

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