halutaは、2000年から日本とデンマークを行き来し、それぞれの文化に触れ、継承や環境との共存を経験するなかで、私たちの風土にあった食、暮らす、住むという分野への開発、提案を行っています。
風土をどう引き継いでいくか、先人がつくったものを活かしていくか、すでにある資財を過去のものとせず、限られた資源を現代のサイクルにあった方法で継承していくことが私たちの使命のひとつでもあります。
FOOD:haluta bageriでは農薬や化学肥料をつかわない国産の小麦を用いたサワードウブレッドの提供
HOUSE:haluta houseでは生活環境と空気環境の両立を図った家づくりの提案。天然資源でできたリサイクル可能なデンマーク製の断熱材「ロックウール(ROCKWOOL)」により、過酷な季節変化に対応した住環境の提供
LAND:Andelでは長野での地縁を生かし、土地の提案から建築までフルサポートの対応
また、2022年に軽井沢の玄関口である軽井沢追分に「still(シュティル)」を開業しました。20年間放置されていたドライブインをレストレーションし、haluta bageriやhaluta houseと共に多業種の店舗が入る複合施設として運営をしています。
そして2023年still内にhotelliを開業します。houseで培った空気環境計画が施された「still」での宿泊体験は「見えない体験」を可能にします。空調機器や昨今の温度変化による体調不良やアレルギーなど、私たちの身体は敏感に反応しているにも関わらず、それが空気による負荷であるという認識はまだ広く知られていません。空気によるストレスを緩和し、仕事や学習の効率を上げることは、「毎日」という質を高めることに繋がります。
食や衣服などを通した環境への配慮は少しずつですが進んでいます。多くの資源やエネルギーを使用する住宅や建築物への環境配慮に一歩踏み込むことで、継承できる倫理感や建造物の創造に繋げていけるのではないかと考えています。
施設の改修に留まらず、新たな森をつくるランドスケープを計画をしています。かねて森だった場所が高度経済成長期に広大な駐車場となった箇所を“front forest”として植栽し, 既存の森と繋いでいきます。木の成長には時間がかかります。しかし虫や動物が戻る環境をつくること、stillで働く人や滞在する人の視線の先に緑が溢れるような、そんな場所にstillを育てていきたいと考えています。
かつては往来する人々の止まり木として活気のあったドライブインは、自然との関わりを増やしながら新たな止まり木として再生し続けています。
company info
社名|株式会社ハルタ haluta house / still不動産管理会社
社名|株式会社エルト bageri / hotelli 運営会社
haluta co.ltd.
代表取締役|徳武睦裕
創業者|徳武睦裕
本社|389-0115 長野県北佐久郡軽井沢町追分1372-6
Nagano ken, Kitasaku, Karuizawa Oiwake 1372-6 “still” bld.
TEL|本社:0267-46-8225
店舗|haluta livet(家具):長野県北佐久郡軽井沢町追分1372-6 still 2F
haluta livet(家具):東京都江東区平野3-3-6
haluta bageri oiwake(ベーガリ):長野県北佐久郡軽井沢町追分1372-6 still 1F
ハルタ 設立|2000年6月2日資本金|3千5百万円
従業員数|0名(2023年5月現在)
エルト 設立|2014年5月29日資本金|5百万円
従業員数|10名(2023年5月現在)
事業内容|ヴィンテージ家具·雑貨の収集/ヴィンテージ家具のリペア·メンテナンス/家具·雑貨の販売/製菓·製パン製造販売/飲食業/服飾品の販売/建築設計業/デザインプランニング業
Tokutake Atsuhiro 徳武睦裕
2000年、haluta創業。ヴィンテージ家具の輸入・リペア販売、パンの製造販売、住宅設計・不動産事業を創業。
“この国の幸福度をあげたい” 2013年よりデンマークに住み、そこで生活を通じて感じたのは、日本の住宅性能の低さでした。幸福度の高さで知られるデンマークは、実は「住宅先進国」という一面を持っています。デンマークでは、どんな気候風土であっても、快適に暮らすことができる住宅に住むことが、人権として法律で守られているのです。冬は暖かく、夏は涼しい。一年を通じて健康的に暮らすことができる。この住宅クオリティこそが、デンマークの人々の幸福度の高さに繋がっている、そう強く感じました。残念ながら、日本はこの住宅の快適性において、デンマークのみならず、他の多くの国々から大きく遅れを取っているといわざるを得ません。だからこそ日本に、デンマークにおける住宅に対する考え方や技術を取り入れ、日本全体の住宅性能の向上はもちろん、その先にある日本の幸福度そのものを向上させたいと考えています。
2014年 デンマーク法人設立。
以降、株式会社ハルタの不動産事業(still、BLÅ)運営賃貸、不動産売買、分譲事業
断熱材(ROCKWOOL) 輸入販売・施工(Rocks株式会社/子会社)
建売事業(+ROCKS) 企画住宅・企画設計(Rocks株式会社/子会社)
パン製造販売(haluta bageri/株式会社エルト/子会社)
ホテル企画運営(haluta hotelli/株式会社エルト/子会社)
の相談役。
Founded Haluta in 2000. Import and repair sales of vintage furniture, manufacturing and sales of bread, house design and real estate business.
“I want to increase the happiness of this country.” Tokutake has lived in Denmark since 2013, and what he felt through his life there was the low performance of Japanese housing. Denmark, which is known for its high level of happiness, actually has one aspect of being a “housing advanced country.” In Denmark, living in a house where you can live comfortably is protected by law as a human right, regardless of the climate. Warm in winter and cool in summer. You can live a healthy life all year round. I strongly felt that this quality of housing is connected to the high level of happiness of Danish people. Unfortunately, I have to say that Japan is far behind Denmark and many other countries in terms of the comfort at home. That is why I would like to introduce the Danish way of thinking and technology into Japan, not only to improve the performance of housing in Japan as a whole, but also to improve the level of happiness in Japan itself.
During his 23 years as CEO, he grew the group into an enterprise that includes Scandinavian vintage furniture, design, an architecture office, hotel and bakery.
2015 founded Haluta Denmark
2023 he will step down as a CEO, but will continue his task as an advisor to Haluta’s continuing projects.
Haluta Co., Ltd. real estate business, including building management.
Haluta is the first company in Japan to import Rockwool from Denmark and other countries and continues its import business under the company ROCKS Co., Ltd.
ROCKS Co., Ltd. founded in 2023
Summer 2023, Hotel planning and management (haluta hotelli / ELT Corporation/subsidiary).
Cobo Maria コボマリア
食を大切にする家庭に生まれ育つ。エクアドル人とドイツ人の間に生まれ、京都と軽井沢を拠点に活動。
ガストロノミストであり料理家。イタリアの食科学大学(The University of Gastronomic Sciences)で食文化とガストロノミック・サイエンスの学士号、食文化とコミュニケーション、Representation – Meaning and Mediaの修士号を取得。また、ドイツのワインソムリエ学校とボルドーでワインの勉強も行う。
長年にわたり、ドイツ・ミュンヘンにあるシューマンズ・バーで、オーナーであり、創設者であるチャールズ・シューマン氏と共に働き、シューマンズ・アメリカンバーのキッチンの責任者、そしてシューマンズ・ターゲスバーを開店し、シューマンズ・バー・ホフガルテンで働く。
2015年、東京に移り、伝統的な日本料理学校「近茶流・柳原料理教室」で働き始める。このことが日本の文化、言語、伝統へと導き、今後のプロジェクトの指針となる。
2020年、シューマンズ・ハウス・ジャパン(SHJ)を創設。SHJは、ドイツのシューマンズ社の子会社であり、有機日本緑茶を製品化し、欧州へ輸出している。
2020年以降、halutaのコンサルタントとして、haluta bageriのコミュニケーション、ブランディング、フード&ビバレッジに携わる。
2021年、「近茶流」の講師となり、料理学校にてコンサルタントとして活動。現在は、新しいオンライン日本料理学校プロジェクト「近茶流」に協力している。
2023年、デンマークレストラン「noma」が主催する京都でのポップアップ「noma kyoto」のチームメンバーとして働く。
現在、軽井沢にある「haluta hotelli」のプロデュースとディレクションを担当(2023年夏にオープン予定)。
日本のガストロノミーコンセプトやレストランのコンサルタント、東京のレストラン評価者としても活動。料理学校で料理のスキルを磨く一方で、明治神宮指導場で弓道のトレーニングを行う。
美味しいというだけでは私には十分ではありません。自然や人々、場所から絶え間ないインスピレーションを得られるこの職業を心から愛しています。食は、人生を受け入れ、創造性を発揮し、他者との共感を楽しむための最良の指針となります。私は新しいことを学ぶことに飽きることはなく、食の美しさと無限の力をすべての人と分かち合いたいと強く願っています。
Born into a food oriented family. Ecuadorian – German citizen based in Kyoto and Karuizawa -Japan.
Gastronomist and Cook Maria Cobo holds a bachelor degree in Food Culture and Gastronomic Sciences, and a Master degree in Food Culture and Communications, Representation – Meaning and Media from the University of Gastronomic Sciences in Italy. Wine studies at the German Wine Sommelier School. — Wine studies in Bordeaux.
— Throughout her experience working at Schumann’s Bar in Munich (Germany) for many years, alongside its owner and founder Mr. Charles Schumann, Maria Cobo has taken responsibility over the bar kitchen at the Schumann’s American Bar, opened the Schumann’s Tagesbar, and worked at Schumann’s Bar am Hofgarten.
2015 she moved to Tokyo and started working and learning at the Kaiseki Kinsaryu Yanagihara cooking school of traditional Japanese cuisine. This has moved her to embrace the Japanese culture, language, and tradition, which she has taken as a guide for upcoming projects.
2020 Founder of Schumann’s House Japan. SHJ is the daughter company of the Schumann’s company in Germany and produces and import organic Japanese Green Premium Tea to Europe.
Since 2020 haluta consultant. Communications, branding, food & beverage for haluta bageri. Since 2021 Kinsaryu Koushi of traditional Japanese cuisine. Consultant and freelance at the Cooking school. Currently collaborating with the new online Japanese cooking school project of Kinsaryu.
2023 FOH Denmark restaurant noma Kyoto team member.
Currently, production and direction of haluta hotelli in Karuizawa. (opening in Summer 2023)
On the side, Maria is a consultant for gastronomy concepts and restaurants in Japan, and restaurant evaluator in Tokyo. She continues training her cooking skills at the cooking school. — Kyudo (Japanese Archery) training at the Meiji JinguShiseikan Budojou.
To say that something taste good is not enough for me. I definitely love this profession because of the endless source of inspiration we find in nature, in people and places. Food is the best guide to embrace life as it is, to be creative and to enjoy the company of others. I will never get tired of learning something new and want to share all the beauty and immense power of food with ohers.